賢く購入! 制度のまとめ

住宅性能表示制度

住宅の制度を等級でランク付けしたり、品質を数値で示す制度。表示のルールは国が定めているが、表示するかどうかは任意となっている。性能評価機関が図面や建物をチェックして、設計段階の『設計住宅性能評価書』と、建物完成時の『建設住宅性能評価書』を交付する。

住宅性能表示制度の概要(新築住宅の主要項目)・・・・数値の高いほうが等級が上

  表示事項 表示の方法
構造の安定に関すること  耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)☆  等級(3~1)で表示※※
地盤又は杭の許容支持力等及びその設定方法 許容支持力等(数値)と、地盤の調査方法等を表示
建物の構造及び形式等☆ 直接基礎の場合は構造方法と形式を、杭基礎の場合には杭種と杭径・杭長(数値)を表示
耐風等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止) 等級(2~1)で表示
耐積雪等級(構造躯体の倒壊等防止及び損傷防止) 等級(2~1)で表示
火災時の安全に関すること 感知警報装置設置等級(自住戸火災時)★☆ 等級(4~1)で表示
耐火等級(延焼のおそれある部分(開口部))★☆(*) 等級(3~1)で表示
劣化の軽減に関すること 劣化対策等級(構造躯体等) 等級(3~1)で表示

維持管理への配慮に関すること

維持管理対策等級(専用配管)☆(*) 等級(3~1)で表示
更新対策(共用排水管)☆(*)※

等級(3~1)で表示及び共用排水立官の位置を表示

 

温熱環境・エネルギー消費量に関すること 断熱等性能等級・一次エネルギー消費量等級

等級(4~1)で表示(あわせて地域区分(8区分)を表示)

空気環境に関すること

ホルムアルデヒド対策(内装及び天井裏等)★

居室の内装材の区分を表示(パーティクルボード、MDF、

合板、構造用パネル、木質系フローリング、集成材、単板積層材、その他の木質建材、壁紙、塗料、接着剤、断熱材などの特定建材を使用する場合、合わせてホルムアルデヒド発散等級(3~1)を表示)

光・視環境に関すること  単純開口率★☆ 数値を表示
方位別開口比★☆ 東西南北及び真上についてそれぞれ数値を表示
音環境に関すること 重量床衝撃音対策★※ 上・下階住戸間の居室の界床について、次のどちらかを選び、最高・最低の性能を表示。重量床衝撃音対策等級(5~1)・相当スラブ厚(重量床衝撃音)(数値)
軽量床衝撃音対策★※ 上・下階住戸間の居室の界床について、次のどちらかを選び、最高・最低の性能を表示。軽量床衝撃音音対策等級(5~1)・軽量床衝撃音レベル低減量(床仕上げ構造)(数値)
高齢者等への配慮に関すること 高齢者等配慮対策等級(専有部分)★☆ 等級(5~1)で表示※※
高齢者等配慮対策等級(共用部分)★☆※
防犯に関すること 開口部の進入防止対策★☆ 住宅の開口部を外部からの接近のしやすさに応じてグループ化し、各グループに属するすべての開口部について、防犯建物部品を使用しているか否かを階ごとに表示

注1:※印は、一戸建ての住宅には適用されない/注2:★印は選択制、この項目の表示がない物件もある。/注3:☆印は中古住宅の「個別性能に関すること」で表示できる(*印の事項は新築時に建築時に建築住宅性能評価書が交付された中古住宅に限られる)/注4:※※印は中古住宅では「等級0」が設けられている。

すまい給付金

一定の年収以下の人が住宅ローンを借りて(※1)家を買うと、下記の金額に住宅の持分割合をかけた給付金がもらえる。

対象住宅は新築の場合、登記簿上の床面積50㎡以上で、住宅瑕疵担保責任に加入など工事中の検査で品質が確認できることが条件。

収入額の目安 都道府県民税の取得割額 給付基礎額
425万円以下  6.89万円以下 30万円
425万円超475万円以下 6.89万円超8.39万円以下 20万円
475万円超510万円以下 8.39万円超9.38万円以下 10万円

詳しい内容はすまい給付金HPより→

長期優良住宅

建物の耐久性や維持管理のしやすさなどが一定の基準を満たすと長期優良住宅の認定が受けられ、購入時の登録免許税や不動産取得税が軽減されるほか、住宅ローン控除の控除額が上乗せされる特典がある。フラット35Sの当初金利が10年間引き下げられたり、最長50年返済で借りられるフラット50を利用できたりする特典もある。

住宅瑕疵担保責任保険

新築住宅では引渡しから10年間、基礎や外壁、柱などの基本構造部分に欠陥が見つかったら無料で修理してもらえる。売主が倒産していても保証が受けられるよう、売主が加入するのが住宅瑕疵担保責任保険だ。法律で義務付けられている。